ジェームズ新記録達成の試合でレイカーズは苦杯  サンダーに3点差で敗れる 八村は14得点

2023年02月08日 15:03

バスケット

ジェームズ新記録達成の試合でレイカーズは苦杯  サンダーに3点差で敗れる 八村は14得点
セレモニーで涙を流すレイカーズのジェームズ(AP) Photo By AP
 レイカーズは7日、地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でサンダーと対戦。レブロン・ジェームズ(38)が第3Q終了間際の36得点目でカリーム・アブドゥルジャバー(元バックス&レイカーズ)が保持していた歴代最多得点記録(3万8387)を更新したが、試合は130―133(前半66―76)で敗れて25勝30敗となった。
 ジェームズは試合途中のセレモニーで涙を浮かべながらファン、家族、そして会場に詰めかけたアブドゥルジャバー氏(75)やマジック・ジョンソン氏(63)らに感謝の意を示したあと、再開された試合で再びコートに復帰。しかし38得点を稼ぎながらも、若手主体のサンダーに競り負ける形となった。

 移籍7戦目を迎えた八村塁(24)は26分の出場でフィールドゴール(FG)を7本中5本(うち3点シュートは1本成功)、フリースロー(FT)を4本中3本を成功させて14得点と6リバウンドを記録。第4Qには左サイドのドライブからゴール下でシュートをねじ込んで、この時点でレイカーズは7点差をはねのけて106―106の同点としていた。しかしこのあとまた引き離されて敗北。八村の2ケタ得点はレイカーズでは3試合ぶり4回目だが、新天地での7試合は3勝4敗となった。

 サンダーは26勝28敗。チームの3点シュートの成功率はリーグ14位の36・3%だったものの、この日は31本中14本を決めて(前半は19本中12本)、成功率は45・2%に達した。球宴のリザーブメンバーに入っているシェイ・ギルジャスアレクザンダー(24)が30得点をマーク。先発平均年齢はレイカーズの30・8歳に対して22・6歳と8歳以上も若かったが、ベテランを若手が抑え込む一戦となった。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場6分13秒=4得点)
(1)2分34秒・右ベースライン際からカットしてデービスのパスを受けてゴール下=○(アシスト・デービス)
*3分20秒・フリースロー2本=○○
 ▼第2Q(出場5分34秒=無得点)
(2)8分1秒・左ベースライン際でステップバックからジャンプシュート=×
 ▼第3Q(出場7分7秒=2得点)
(3)5分1秒・正面でプルアップからジャンプシュート=○
 ▼第4Q(出場7分32秒=8得点)
(4)1分28秒・ルーズボールをキープしたあと右エルボー付近からジャンプシュート=○
(5)2分26秒・左サイドからドライブしてゴール下=○(アシスト・ウエストブルック)
(6)2分56秒・ステップバックからジャンプシュート=×
*5分53秒・フリースロー2本=○×
(7)5分53秒・右サイドから3点シュート(アシスト・ベバリー)

 <7日の結果>
ニックス(30勝26敗)103―98*マジック(22勝33敗)
サンズ(30勝26敗)116―112*ネッツ(32勝22敗)
*ペリカンズ(29勝27敗)116―117ホークス(27勝28敗)
*グリズリーズ(33勝21敗9104―89ブルズ(26勝28敗)
*ナゲッツ(37勝17敗)146―112ティンバーウルブス(29勝27敗)
サンダー(26勝28敗)133―130*レイカーズ(25勝30敗)
 *はホームチーム

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