新十両・落合 野見宿禰神社の歴代横綱石碑を見て「鳥肌が立ちました」新弟子として教習所の授業に参加

2023年02月17日 13:29

相撲

新十両・落合 野見宿禰神社の歴代横綱石碑を見て「鳥肌が立ちました」新弟子として教習所の授業に参加
野見宿禰神社の歴代横綱石碑を見つめる落合(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 相撲教習所に通う入門半年以内の新弟子らが17日、「相撲史」の講義の一環として東京都墨田区にある野見宿禰(のみのすくね)神社を参拝し、境内や周辺の清掃活動も行った。
 初場所後から相撲教習所に通い始めた新弟子として、所要1場所での史上最速新十両昇進を決めている落合(19=宮城野部屋)も参加。相撲の始祖とされる野見宿禰がまつられており「パワーがある神社だなと思いました」と感想を述べた。この神社には、部屋の兄弟子とともに一度訪れたことがあったという。6連勝中だった初場所12日目に訪れ「神様の力を借りようと」と御利益を授かって7戦全勝優勝につなげた。

 境内には歴代横綱の石碑があり、初代横綱の明石志賀之助から照ノ富士まで73人のしこ名が刻まれている。それを見た落合は「ただただかっこよかったです。師匠(宮城野親方=元横綱・白鵬)の名前もあったのでグッときたというか、鳥肌が立ちました」と感慨を込めた。史上最速の新十両昇進を成し遂げた“令和の怪物”は、いつかは自身のしこ名が刻まれることも夢見ている。それでも「自分はそんなレベルじゃないので、ひたすら稽古するしかないと思います」とまずは目の前を見据え、一歩ずつ精進していくことを誓った。

 関取として迎える春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)まで1カ月。「誰と当たっても自分にとってはテレビで見てきた人なので、誰と当たってもワクワクすると思います」と関取デビューを心待ちにした。力士になってからまだ2カ月の19歳は「大好きな相撲を15日間取らせてもらえるというのは幸せです。全力で頑張りたいと思います」と意気込み、気持ちを高めた。

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