甲山親方の長男・若碇が快勝デビュー「周りも強いので集中して」ハイレベルな序ノ口の戦いに注目

2023年03月13日 12:17

相撲

甲山親方の長男・若碇が快勝デビュー「周りも強いので集中して」ハイレベルな序ノ口の戦いに注目
<春場所2日目>長村(左)を寄り切りで破る若碇 (撮影・成瀬  徹) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所初日 ( 2023年3月13日    エディオンアリーナ大阪 )】 今場所から序ノ口の番付にしこ名が載った、甲山親方(元幕内・大碇)の長男・若碇(わかいかり、18=伊勢ノ海部屋)が長村(18=木瀬部屋)を破ってデビュー戦を白星で飾った。
 長村の突っ張りを下からあてがってもろハズで押し込み、最後は右四つに組んで引き付けて前に出て寄り切った。この2人は、ちょうど1年前の全国高校選抜大会個人戦5回戦(ベスト16)で対戦して以来の顔合わせ。その時は静岡・飛龍高の長村に一方的な突き出しで敗れていた。若碇は「勝ったことない相手だったけど苦手意識を持たずにできてよかった」と手応えを得た。

 先場所の前相撲は本名の「斎藤」で取っていたが、新序出世披露のタイミングで「若碇」に改名。父のしこ名から「碇」を受け継ぐことは前から決まっており「何碇かな?と思っていた」という。

 父の出身地は京都。若碇自身は東京出身だが普段から関西弁を話す。「応援もこちらの方が多いかな」と、ゆかりのある準ご当所を実感していた。先場所初土俵を踏んだ同期の高校相撲出身者らが集うハイレベルな序ノ口の戦いへ「周りも強いので集中してやろうかな」と気合を入れた。

おすすめテーマ

2023年03月13日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム