富山グラウジーズ・飴谷　ガベージタイムの“暗黙のルール”破り謝罪「でも、それぐらい本気なんです」

2023年04月03日 17:12

バスケット

富山グラウジーズ・飴谷　ガベージタイムの“暗黙のルール”破り謝罪「でも、それぐらい本気なんです」 — 富山グラウジーズ・飴谷由毅

　富山グラウジーズの飴谷由毅（24）が、2日までに自身のツイッターを更新。2日に行われた三遠ネオフェニックスとの試合についてつづった。

　現在9勝38敗と、厳しい戦いが続いている富山。この日の試合では三遠に66－81と、貴重な一勝をあげた。

　飴谷は、ブースターの応援に感謝をつづると、試合についてコメント。「今日のゲームでのことなんですが、皆様が知ってる通り今グラウジーズは"残留"に向けて全員が必死にプレーしています。さらに滋賀さんとはゲーム差がなかった場合"得失点差”での上下が発生します」と記した。

　続けて「しかし、バスケットボールにはガベージの時間の“暗黙のルール"があります。僕は重々承知でした。会場も不穏な空気になっていたのももちろん感じてました。許されることではないとは思いますが、三遠のファンの方々、スタッフ選手の皆様すいませんでした」と謝罪した。

　ガベージタイムとは、第4Qの残り数分時点で、勝敗が見えるほどの大差がついている場合、派手なプレイをしてはいけないとして、主にNBAで認識されている暗黙のルール。相手に敬意を払うため、両チームともに得点せず、活躍機会のなかった選手を出場させるなどの行為が求められている。

　大差がついていながら、試合終了間際まで点を積み重ねていた飴谷は「会場を出る際に、一部で罵声や卑劣なジェスチャーなども見られました」という。「でも、それは一部であってこの二日間多く三遠ファンの方々が富山グラウジーズを暖かく迎えて下さっていたので気にならなかったです！」とつづった。

　飴谷は「でもこの二点がもし降格に関わる可能性があるぐらい僕たちは追い込まれてるし、それぐらい本気なんです」といい「改めてチームは前を常に向いています。最後まで力を貸してもらえるとありがたいです。応援宜しくお願いします」と呼びかけた。