馬場 オーガスタ攻略5位 中断中に爆睡でショット復活

2023年04月03日 04:25

ゴルフ

馬場 オーガスタ攻略5位 中断中に爆睡でショット復活
馬場咲希はオーガスタで笑顔のラウンド(オーガスタ・ナショナルGC提供) Photo By 提供写真
 【オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権 最終日 ( 2023年4月1日    米ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC=6310ヤード、パー72 )】 昨年の全米女子アマ覇者の馬場咲希(17=代々木高3年)は14位から出て6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーとこの日のベストスコアとなる70で回り通算2アンダー、日本勢トップの5位だった。持ち前のショットが復活し、憧れのオーガスタで存在感を見せた。ローズ・チャン(19=米国)が通算9アンダーで並んだジェニー・ベ(21=米国)とのプレーオフを制し、優勝した。
 馬場がオーガスタを攻略した。前半インではアーメンコーナーの入り口、11番でバーディー先行。「左に池があったんですけど怖がらずにつけられたのはうれしかった」。13番パー5でも伸ばすと16番パー3では50センチにつけるスーパーショット。別コースで行われた予選ラウンドの不調がうそのように好ショットを連発した。

 後半もらしさは全開だ。4番のダブルボギーに落ち込んでいた時、雷雲の接近に伴い中断へ。馬場はその間、椅子に体を預け、顔にタオルをかぶるといつの間にか熟睡していた。「2時間、爆睡しました。起きた時は“あ~、よく寝た”みたいな感じで(笑い)」。ショックも癒え、7、8番の連続バーディーで盛り返した。

 終わってみればこの日のベストスコアをマーク。ショット復活の要因はシンプルに振ることだった。「上半身が遅れていたので、おなかがちぎれるくらい回す感じで振りました」と馬場。今後はマスターズを観戦し、20日開幕のメジャー初戦、シェブロン選手権へ準備を進める。

 ▼9位・荒木優奈(16番パー3では40センチにつける鮮やかなバーディーでパトロンを沸かす)自分の中では一番拍手をもらって一番印象に残っているホールです。

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