【バドミントン】桃田賢斗「もう1度あのコートに」4番手から逆転パリ五輪切符へ意欲

2023年04月11日 18:25

バドミントン

【バドミントン】桃田賢斗「もう1度あのコートに」4番手から逆転パリ五輪切符へ意欲
新ユニホームで取材に応じた(左から)小林、保木、桃田 Photo By スポニチ
 バドミントン日本代表が11日、都内で取材に応じ、男子で世界ランキング21位の桃田賢斗(NTT東日本)が24年パリ五輪出場への覚悟を見せた。
 日本勢で最大2枠を懸け、5月から1年にわたる五輪選考レースが始まる。世界ランクでは現在5位の奈良岡、12位の西本、15位の常山に次ぐ4番目。「4番手スタートなので不安な部分がたくさんあるが、逆に上がっていくだけ。チャレンジャー精神を忘れず、迷うことは止めて、自分らしく楽しめたらいいなと思う」と覚悟を決めた。

 不慮の交通事故を乗り越えて迎えた東京五輪は1次リーグ敗退。初の舞台を終え、その後は次の五輪を考える余裕がなかった。東京で行われた昨夏の世界選手権では2回戦で散り、翌週のジャパン・・オープン(大阪)は初戦敗退。競技生活を終えることまで考えたが、「折れるのは簡単。このままで終わりたくないという気持ちが大きかった」という。

 覚悟を持って臨む1年の五輪選考レース。「(五輪に)出られたとしても出られなかったとしても、自分が納得いくかが大事。まだまだ自分はやれると思っている」と語り「東京五輪後は他の大会と余り変わらないと思ったけど、いざ出てみてあの緊張感だったり、試合終わるたびに感極まりそうになる自分の高ぶりは違うものがあるなと感じた。もう1回あのコートに立ってプレーしたい」とあふれる思いを口にした。

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