レイカーズ・八村　2戦連続2桁!12得点締めで7位　PO進出決定戦へ

2023年04月11日 04:25

バスケット

レイカーズ・八村　2戦連続2桁!12得点締めで7位　PO進出決定戦へ — ＜レーカーズ・ジャズ＞シュートを放つ八村（AP） Photo By ＡＰ

【NBA レーカーズ128－117ジャズ（ 2023年4月9日）】 NBAは9日、レギュラーシーズン最終戦が各地で行われ、レイカーズの八村塁（25）は本拠地でのジャズ戦で23分23秒プレーし、12得点、5リバウンドだった。チームは128―117で勝ち、43勝39敗で西カンファレンス7位となり、東西の7～10位がプレーオフ（PO）の各2枠を争うPO進出決定戦に回り、11日（日本時間12日）にティンバーウルブズと戦う。ネッツの渡辺雄太（28）は本拠地での76ers戦に今季初先発し、今季最長の33分14秒の出場で9得点、7リバウンドだった。

　白星か黒星かで順位が変わるレギュラーシーズン最後の一戦で、レイカーズの八村が奮闘した。第1クオーター（Q）途中からコートに入ると、ステップバックから得意の中間距離のシュートを決めた。第3Qにはワンハンドダンクを叩き込み、第4Qには力強いドライブからリバースレイアップ、さらに厳しい体勢からのフェードアウェーシュートも沈めた。残り約2分、3点リードの場面で相手シュートをブロック。これ以降、相手は無得点だった。

　3点シュートは6本全て外したが、2試合連続2桁となる12得点。守備面の活躍も光り「シュートを決められなかったので、リバウンドとかブロックショットで貢献しようと思った。活躍できたので良かった」と笑みがこぼれた。

　1月下旬にウィザーズから移籍。33試合に出場したレイカーズでは1試合平均9・6得点、ウィザーズ時代と合わせた今季は平均11・2得点でNBA4季目で自己最少となり、物足りなさもある。ただ、1月末にPO圏外の西カンファレンス13位（22勝26敗）だったチームは、八村加入後は21勝13敗で7位まで浮上した。

　中1日でPO進出決定戦に臨む。2季前のウィザーズ時代には勝ち抜いて、日本人で初めてプレーオフのコートに立った。八村は「ホーム（の試合）なので、しっかりとエナジーを持っていきたい」と意欲満々に話した。

　▽NBAプレーオフ　東西両カンファレンスのレギュラーシーズン1～6位は自動的に16チームによるプレーオフ進出。各7～10位は一発勝負のプレーオフ進出決定戦に回る。7位と8位、9位と10位が対戦。7位―8位の勝者はプレーオフに進み第7シードに入る。7位―8位の敗者は9位―10位の勝者とプレーオフ第8シードを懸け対戦。