ENEOSが4年ぶり23度目V MVPの渡嘉敷来夢「泣くキャラじゃないけど涙が止まらない」Wリーグ

2023年04月17日 21:45

バスケット

ENEOSが4年ぶり23度目V MVPの渡嘉敷来夢「泣くキャラじゃないけど涙が止まらない」Wリーグ
<ENEOS・トヨタ自動車>2度目の延長を制し優勝を喜ぶENEOS・渡嘉敷(左)と宮崎(代表撮影) Photo By 代表撮影
 【バスケットボール女子Wリーグプレーオフ決勝 ( 2023年4月17日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ )】 2戦先勝方式の第3戦が行われ、ENEOSがトヨタ自動車に再延長戦の末に72―64で勝利し、2勝1敗で4年ぶり23度目の優勝を果たした。レギュラーシーズン4位から頂点に立ち、皇后杯との2冠を達成。大黒柱の渡嘉敷来夢(31)が20得点13リバウンドの活躍でプレーオフのMVPを獲得した。トヨタ自動車は馬瓜ステファニー(24)が20得点14リバウンドと奮闘したが、3年連続3度目の優勝を逃した。
 64―64で迎えた再延長戦の残り1分51秒、ENEOSの林咲希(28)が左サイドから3点シュートを射抜いた。その後は宮崎らが得点を重ね、固い守備でトヨタ自動車に得点を許さなかった。レギュラーシーズン(RS)は4位に低迷。プレーオフは準決勝でRS1位のデンソー、決勝では同2位のトヨタ自動車に第1戦を落としながら逆転勝ちした。

 MVPに輝いた渡嘉敷は王座奪回への覚悟を示すため、今季チーム在籍13年目で初めて主将に就任。「優勝して泣くキャラじゃないですけど、涙が止まらない。この3年間勝てなくて、本当に申し訳ない気持ちと、しんどかった。今まではファイナルの常連みたいな雰囲気だったが、そうじゃない立場でトヨタ自動車さんと試合ができてよかった。心も体もきつかったが、全員で踏ん張ることができた」と涙を見せた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年04月17日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム