ウォリアーズが3戦目で初白星 カリーが36得点 レナード欠場のクリッパーズはホームで黒星

2023年04月21日 14:16

バスケット

ウォリアーズが3戦目で初白星 カリーが36得点 レナード欠場のクリッパーズはホームで黒星
キングス・モンクのシュートを阻止しようとするウォリアーズのカリーとルーニー(AP) Photo By AP
 NBAは20日にプレーオフ1回戦の3試合を各地で行い、昨季のファイナル王者で今季は西の第6シードでポストシーズンを迎えているウォリアーズは地元サンフランシスコ(カリフォルニア州)で19シーズンぶりのシリーズ制覇を目指している第3シードのキングスを114―97(前半53―41)で下して1勝2敗。シリーズ突破確率が「0%」となる3連敗を回避した。
 ウォリアーズは今季のレギュラーシーズンとプレーオフのロードゲームでは11勝32敗だが、ホームゲームは34勝8敗。ステフィン・カリー(35)が6本の3点シュートなどで36得点をマークしてこのシリーズの初白星をマークした。

 キングスは今季、西地区全体でロードゲームの最高成績(25勝16敗)を記録していたが第3戦では黒星。今季から新設された「クラッチ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」の初代受賞者となったディアーロン・フォックス(25)が26得点と10リバウンド、9アシスト、ドマンタス・サボニス(26)は15得点と16リバウンドを稼いだものの、後半で勝機はつかめなかった。

 西の第4シード、サンズは敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)で第5シードのクリッパーズを129―124(前半54―51)で退けて2勝1敗。デビン・ブッカー(26)がプレーオフの自己記録にあと「2」と迫る45得点、ケビン・デュラント(34)が28得点を稼いでホーム・アドバンテージを取り戻した。

 クリッパーズは故障離脱中のポール・ジョージ(32)に続いて、第2戦まで出場していたカワイ・レナード(31)も右膝の故障で欠場。ベンチから先発に回ったノーマン・パウエル(29)がプレーオフ自己最多の42得点と奮闘し、ラッセル・ウエストブルック(34)も30得点と8リバウンド、11アシストをマークしたが土壇場での追撃もおよばずサンズに振り切られた。 

 <20日の結果>
 ▼東地区1回戦
(3)76ers(3勝)102―97(6)*ネッツ(3敗)
 ▼西地区1回戦
(6)*ウォリアーズ(1勝2敗)114―97(3)キングス(2勝1敗)
(4)サンズ(2勝1敗)129―124(5)*クリッパーズ(1勝2敗)
 *はホームチーム

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