金谷拓実が日本勢トップの5位浮上!ピンチにも動じず「心拍数を意識し、同じスピードで生きるよう意識」

2023年04月21日 18:27

ゴルフ

金谷拓実が日本勢トップの5位浮上!ピンチにも動じず「心拍数を意識し、同じスピードで生きるよう意識」
<ISPS HANDA・2日目>1番、パーセーブした金谷(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー  ISPSハンダ欧州・日本トーナメント第2日 ( 2023年4月21日    茨城県 石岡GC=7039ヤード、パー70 )】 3打差の14位から出た金谷拓実(24=Yogibo)が5バーディー、1ボギーの66で回り、通算8アンダーで日本勢トップの2打差5位につけた。前半は4、5番で連続バーディー、後半は11番で2打目をミスショットし、グリーン左のラフに入れるが、左足下がりの難しいライからピンに寄せ、パーセーブするなど随所に安定感が光った。
 ピンチにも、ボギーにも動じない。そこには金谷独自の訓練の成果があった。今年からフラットなメンタルを保つため、歩くスピードやルーティン、ゴルフ場の外でも例えば食事、映画を観る際でも「自分の心拍数を意識して同じスピードで生きていけるようにしています」。さすがに侍ジャパンが世界一に輝いたWBCには「あれは興奮するものじゃないですか!」と笑ったが、常にフラットな精神状態をテーマに掲げている。

 この日、後半13、14番ではミスショット後、やや自身への怒りを見せる場面もあった。それでも「話すスピード、歩くスピードを意識しました」とすかさず心を落ち着かせたという。以前はミスした後のスイングやクラブを抜く仕草まで慌てているように見えたため、あえてスローを意識。効果はてきめんのようだ。

 2月にはインターナショナルシリーズ・オマーンを制し、アジアツアーで初優勝を飾った。今度は「欧州」でのタイトルに向けてあと2日間、2打差の首位を追う。「とにかく自分らしいプレーをして、たくさんバーディーを取っていいプレーをしたい」と話す。金谷から気負いは感じられない。あくまでフラットな精神状態でV戦線に臨む。

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