星野陸也が「67」で歴代単独1位の16ラウンド連続60台を達成「明日から少し解放されます（笑い）」

2023年04月21日 12:27

ゴルフ

星野陸也が「67」で歴代単独1位の16ラウンド連続60台を達成「明日から少し解放されます（笑い）」 — 星野陸也 Photo By スポニチ

【男子ゴルフツアー　ISPSハンダ欧州・日本トーナメント第2日（ 2023年4月21日茨城県　石岡GC＝7039ヤード、パー70 ）】 14位から出た星野陸也（26＝興和）が5バーディー、2ボギーの67で回り、通算7アンダーまでスコアを伸ばした。これで出場大会で16ラウンド連続の「60台」をマーク、前週の関西オープンで達成した石川遼を抜き、日本ツアー歴代単独1位の記録となった。

　インスタートの10番でボギー発進も12番ですかさず取り返す。「チャンスホール」と話していた16番パー5では2オンに成功、続く17番パー3では7メートルを沈め、連続バーディー。後半も4番のボギー直後、5番のパー5でバウンスバック。7番ではバンカーから1ピンに寄せてバーディーを奪うと「ガッツポーズしちゃいました…まだ2日目なのに」と笑わせた。

　3年前から下半身がスウェーしないようスイングの大幅改造に着手した。「去年の段階から少しづつ慣れて来た」と話す。足の張りも以前は左足だったが、右足に変わった。ドローを基本に組み立てていたショットも「今年からはフェードを加えたり、いろんな球筋が打てるようになり、ゴルフが楽しくなっている」。新スイングが完成に近づき「新記録」という勲章もついてきた。

　取材エリアでの星野は開口一番「ヨッシャー！」と笑顔を見せた。「記録？意識しますよ、これで明日から少し解放されます（笑い）。変なプレッシャーはなくなる。でも60台を積み重ねていくことは優勝するためにはすごく大事」と話す。ほんの少しプレッシャーからは解放されたが、連続60台の記録ばまだまだ伸びそうだ。