楢崎智亜は決勝進出ならず「決めきる力がなかった」スポーツクライミングW杯ボルダー第1戦

2023年04月23日 14:30

スポーツクライミング

楢崎智亜は決勝進出ならず「決めきる力がなかった」スポーツクライミングW杯ボルダー第1戦
<スポーツクライミングW杯ボルダー第1戦最終日>男子準決勝で第4課題に挑戦中、妻で元選手の啓代さんに視線を送る楢崎智亜 Photo By スポニチ
 【スポーツクライミングW杯ボルダー第1戦最終日 ( 2023年4月23日    東京・エスフォルタアリーナ八王子 )】 男子準決勝が行われ、東京五輪代表の楢崎智亜(26)は10位で上位6人による決勝進出を逃した。W杯で2年連続総合優勝の緒方良行(25=B―PUMP)は13位。日本勢では今月の複合ジャパンカップを2連覇した安楽宙斗(16=千葉・八千代高)が3位、藤井快(30)は6位で決勝進出を決めた。

 20日に妻で東京五輪銅メダルの野口啓代さんが第一子を妊娠したことを発表した楢崎智。2日前の予選後には「モチベーションにつながると思う」と話していたが、W杯初戦はほろ苦い結果に終わった。「第2~4課題はできそうだった」と振り返ったが、詰め切れずに完登はゼロ。「決めきる力がなかった。初戦から、なかなか悪い順位で終わってしまった」と話した。

 今年の目標について「一番は世界選手権(8月、スイス)で優勝して、パリ五輪(代表の)内定を取ること」と話した楢崎智。世界選手権の出場は、今後のW杯の成績次第。今月下旬のボルダー第2戦(ソウル)に向け、ギアを上げていく。

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