神戸完敗　5勝11敗で過去ワーストの9位　ホルテンHC「ミスやエラーから学ばないといけない」

2023年04月23日 20:33

ラグビー

神戸完敗　5勝11敗で過去ワーストの9位　ホルテンHC「ミスやエラーから学ばないといけない」 — 横浜のディフェンス陣にタックルされる神戸・山中亮平（右）（撮影・須田　麻祐子） Photo By スポニチ

【ラグビー・リーグワン第16節神戸26ー52横浜（ 2023年4月23日花園ラグビー場）】神戸は今季最終戦で横浜と対戦し、26―52で敗れて4連敗となった。トップリーグ発足以降、最多となる11敗目を喫し、過去ワーストの9位でシーズンを終えた。

　リーグワン初年度だった昨季は7位。名門として覇権奪回を目指したシーズンだったが、最後まで低空飛行が続き、入替戦を回避するのがやっとだった。この日も反撃のトライを奪った直後にミスが出るなど流れに乗れず、プロップ山下裕史の神戸通算公式戦200試合目を白星で飾れなかった。

　試合後の会見で「悔しい気持ちでいっぱい」と口にしたホルテン・ヘッドコーチ。「今シーズンのミスやエラーから学んでいかないといけない。そうしなければ、来季も同じ場所で同じ話をすることになる」と続けた。新たなシーズンへの修正点として挙げたのがディフェンス面だった。

　「自分たちのディフェンスで明からな部分が、長いフェーズで守り切れず、タックル成功率も下がっているところ。3つ目が、長い期間、システム間で動くことができていない。仲間とコネクトし続けて、立っている状態をどれだけキープできるか」

　攻撃的なラグビーが持ち味としつつも、今季はいとも簡単に守備網を破られてトライを許し続けた。フランカーの橋本主将も課題として「失点が多いところ。ディフェンスうんぬんというより“あっ”というトライが多かった」と振り返った。