渋野は74 通算1オーバーで終戦「なかなか流れに乗れなかった。悔しいラウンドだった」

2023年04月24日 05:50

ゴルフ

渋野は74 通算1オーバーで終戦「なかなか流れに乗れなかった。悔しいラウンドだった」
渋野日向子 Photo By スポニチ
 【米女子ゴルフツアー シェブロン選手権最終日 ( 2023年4月23日    米テキサス州 カールトンウッズ・クラブ=6824ヤード、パー72 )】 29位から出た渋野日向子(24=サントリー)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74で回り、通算1オーバーで最終ラウンドを終えた。ホールアウト時点で暫定30位。19年AIG全英女子オープン以来のメジャー2勝目は持ち越しとなった。
 今季メジャー初戦の最終日は気温が低下し、風向きが頻繁に変わる難しいコンディションの中でのプレーとなった。

 WOWOWのインタビューで「スタートが良くなかった分、なかなか流れに乗れなかった。ショットもバラバラだったので、なかなかチャンスにつけることができなかった。悔しいラウンドだった」と振り返った通り、渋野は出だしでつまずいた。

 1番で第2打をグリーン右奥に外し、アプローチを寄せきれず、3パット。ダブルボギーを叩いた。

 その後はパーを重ねた。4、6番ではパーオンを逃しながら“寄せワン”でしのいだ。そして9番でピン奥4メートルに付けてバーディー。1つスコアを戻した。

 しかし後半の11番でティーショットを左の林に入れてピンチを招くと、第2打はバンカーへ。30ヤード近くある難しいバンカーショットを2メートルに寄せたものの、パットが決まらずボギーとした。

 15番では2・5メートルに付けてバーディー。難易度の高いホールを攻略したことについては「1回(2日目に)池ポチャしていたので良かったです」と少し頬を緩めた。

 しかし16番で3パットのボギーを叩いて通算1オーバーに後退した。

 最終日は難しいピンポジションが多かったが、渋野は「それどころの問題じゃなかった」と自身のプレーを反省した。

 この大会は昨年までのミッションヒルズCCから会場を移して開催された。新しいコースについては「本当にメジャーだなというくらい難しかったし、やりがいもあった。風も難しいし、グリーンも固いので、レベルの高いゴルフを求められる」と印象を語った。

 次戦は27日開幕のJMイーグルLA選手権(カリフォルニア州)。「切り替えて頑張りたい」と話し、笑顔を見せた。

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