渋野が上昇29位 日本勢唯一のアンダーパー「なぜか1アンダーで回れて良かった」

2023年04月24日 04:00

ゴルフ

渋野が上昇29位 日本勢唯一のアンダーパー「なぜか1アンダーで回れて良かった」
スコアをひとつ伸ばしてホールアウトし、笑顔の渋野(撮影・光山 貴大)   Photo By スポニチ
 米女子ゴルフツアーのシェブロン選手権第3日は前日に日没順延となっていた第2ラウンド(R)の残りと第3Rが22日にテキサス州・カールトンウッズ・クラブ(パー72)で行われた。渋野日向子(24=サントリー)が49位から第3Rを4バーディー、3ボギーの71で回り、通算1アンダーの29位に順位を上げた。西郷真央(21=島津製作所)は第3Rで78と振るわず、通算4オーバーの57位に後退。通算10アンダーの首位にはエンゼル・イン(24=米国)ら2選手が並んだ。
 渋野が日本勢でただ一人、アンダーパーをマーク。29位に順位を上げ「苦しい感じだったけれど、なぜか1アンダーで回れて良かった」と話した。雨の影響でウエットだった予選2日間から一転、風が吹いてグリーンが速くなり難易度が増した。パーオン率は61・11%で「荒れまくっている」と苦笑いしたが、耐えてスコアをまとめた。優勝争いからは遠い位置となったが、「悔いが残らないように」と最終日を見据えた。

 ≪西郷は悔し涙 第3Rで後退≫第2Rで68をマークして決勝に進んだ西郷は、第3Rで78と崩れて後退した。前日の残りを含めて計21ホールを回るハードな一日。「ずっとパットがおかしかった。修正できなくて悔しい」と悔し涙を流した。ともにツアー6勝のJ・コルダ、D・カンという実力者2人と回ったのも重圧となった。「自分のプレーに集中しようと思ったけれど…」。今季メジャー初戦も残り18ホール。21歳は「笑顔で終われるよう頑張りたい」と言った。

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