山縣亮太「あとは上がるだけ」復帰2戦目200m21秒55で予選落ち 桐生からは「刺激」

2023年05月07日 12:12

陸上

山縣亮太「あとは上がるだけ」復帰2戦目200m21秒55で予選落ち 桐生からは「刺激」
山縣亮太 Photo By スポニチ
 【陸上・木南道孝記念第最終日 ( 2023年5月7日    大阪・ヤンマースタジアム長居 )】 男子200メートル予選が行われ、100メートル日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)は21秒55で2組6着で決勝に進めなかった。「20秒台を狙っていたけど、およばなかった。後半につなげるために丁寧に走ったつもりであったが、後半上がらなかった」と振り返った。
 右膝手術を乗り越え、先週の織田記念100メートルで21年9月以来1年7カ月ぶりに復帰。今度は17年8月以来という200メートルを走り、また一歩前進した。「タイムは思った以上に出なくてショックはショックだったが、レース前、自分に言い聞かせたことはできた」とポジティブに捉えた。

 「決して良い結果ではなかったけど、あとは上がるだけと思えたら練習も頑張れる」と言う山縣。前日に盟友・桐生祥秀(日本生命)の100メートル10秒03のレースも目に焼き付けたと言い「感動した。あそこまで一気に伸びるとは。良い走りでしたね。励みになったというか。彼自身から覚悟を感じるので刺激受けてます」と話した。

 100、200メートルとも6月の日本選手権(大阪)の参加標準記録を超えられなかった。それでも「全て来年のためだと思って、織田もそう。思うような結果が出なかったことを見てもらって、自分の中で受け入れることが来年の大舞台に立った時の良い意味で臨めるきっかけになると思っている」と話した。

 今後は積極的にレースに参加しながら「秋以降の五輪の標準記録切りが始まる大会に向けて練習を積んで仕上げていくことになる。夏はリハビリ合宿じゃなくて強化合宿に行きたい。秋に焦点当てたプラニングになる」と話した。

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