レイカーズが2勝目 第7シードの“準決2勝”は36年ぶり 八村は5得点 3P成功率は57%
2023年05月07日 12:22
バスケット
アンソニー・デービス(30)が25得点、13リバウンド、3スティール、4ブロックショットと活躍。プレーオフ通算275試合目で初めて第1Qにシュートを1本も打たなかったレブロン・ジェームズ(38)は21得点と8リバウンド、8アシスト、ディアンジェロ・ラッセル(27)も第1Qの13得点を含めて21得点を稼いでチームを引っ張った。
八村塁(25)は20―17で迎えた第1Qの7分55秒から登場したがシュート機会はなし。相手のスクリーンにはじかれてクレイ・トンプソン(33)を簡単にフリーにすると、現地放送の解説者からは「スクリーンに対応できていない。彼の責任だ」ときびしい批判を受けた。残り38秒と27秒の11秒間で2反則を犯すなど攻守両面で苦闘。初得点は大勢が決した第4Qに入ってからとなったが、3分45秒にターンアラウンドからのジャンプシュートを決めると、その1分9秒後には左サイドから3点シュートを成功させた。
結局16分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は3本中2本で5得点とリバウンド、アシスト、スティールが1つずつという内容。出場時間帯のチームスコアはプラス2だった。3点シュートでは昨季自己最高の44・7%の成功率を記録していたが、今季は31・9%にまでダウン。しかし今プレーオフでは9試合で28本中16本を沈め、成功率は57・1%に跳ね上がっている。
今季ロードで11勝30敗だったウォリアーズは後半で失速して完敗。ステフィン・カリー(35)は23得点、トンプソンは15得点にとどまり、チームの3点シュート成功率はレイカーズの48・4%(31本中15本)に対して29・5%(44本中13本)とふるわなかった。
<八村の全オフェンス>
▼第1Q(出場4分5秒=シュート機会なし)
▼第2Q(出場3分23秒=シュート機会なし)
▼第3Q(出場3分51秒=シュート機会なし)
▼第4Q(出場5分10秒=5得点)
(1)3分45秒・右サイドからベースライン際をドライブ。ターンアラウンドからジャンプシュート=○
(2)4分54秒・左サイドから3点シュート=○(アシスト・ハリソン)
(3)6分16秒・ゴール下でシュートを試みたがディビチェンゾにブロックされる=×
<レイカーズ今季の対ウォリアーズ>
☆レギュラーシーズン
▼22年10月18日=●109―123
▼23年2月11日=○109―103
▼23年2月23日=○*124―111
▼23年3月5日=○*113―105
☆プレーオフ西地区準決勝
▼23年5月2日=○117―112
▼23年5月4日=●100―127
▼23年5月6日=○*127―97
*はロサンゼルスでの試合
<地区第7シードの準決勝>
▼1987年=○スーパーソニックス(4勝2敗=第6シード・ロケッツ)
▼1989年=●ウォリアーズ(1勝4敗=第3シード・サンズ)
▼1991年=●ウォリアーズ(1勝4敗=第3シード・レイカーズ)
▼1998年=●ニックス(1勝4敗=第3シード・ペイサーズ)
▼2010年=●スパーズ(0勝4敗=第3シード・サンズ)
▼2023年=?レイカーズ(2勝1敗=第6シード・ウォリアーズ)
おすすめテーマ
2023年05月07日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
再入幕・朝乃山、母校・近大の宇和島大会Vに「刺激になりますね」亡き恩師の長男が大活躍
-
アメフト関学大 「絶対王者」がレアな10年ぶり0点ゲーム 雨中でリズムつかめず…
-
【陸上】鵜沢飛羽が200m20秒44で“2連勝”「日本選手権に自信持って挑戦できる」
-
【陸上】100m障害・寺田明日香が自己新&大会新の12秒86「まだいける感覚がある」休養経て進化
-
上田桃子 54度目メジャー挑戦も初タイトルならず 「悔しさ満点」も同門・吉田優利のメジャー初V祝福
-
【卓球】平野美宇、パリ五輪選考レースで2位浮上「立ち直ってここまで来られた」全農カップ5位
-
吉田優利が雨にも負けず風にも負けず、逃げ切りVでメジャー初制覇!ツアー通算3勝目
-
【卓球】14歳・張本美和、全農カップで決勝進出! 智和との兄妹V懸けて決勝は早田ひなと激突
-
馬場咲希は雨の最終日で81と苦戦「まんまと罠に引っかかってしまった」
-
レイカーズが2勝目 第7シードの“準決2勝”は36年ぶり 八村は5得点 3P成功率は57%
-
【卓球】早田ひな、森さくらにストレート勝ちで全農カップV王手 前日の2回戦は苦しみながら突破
-
山縣亮太「あとは上がるだけ」復帰2戦目200m21秒55で予選落ち 桐生からは「刺激」
-
【卓球】平野美宇、5―6位決定戦へ進出「決勝の気持ちで」 前日の準々決勝敗退から切り替え
-
最終戦で韓国に2敗 B組最下位で終戦 畑岡奈紗「2年後このチームでリベンジしたい」
-
ヒートが2勝目 マイアミでニックスに快勝 第2戦欠場のバトラーが第3戦で28得点
-
桐生が復活号砲10秒03!昨年難病公表も充電期間経て今季国内最高タイム「戻ってこられて良かった」
-
坂井が男子100メートルV 地元大阪での日本選手権闘志「9秒台出して世界選手権に行きたい」
-
北口が大会新V 2週連続64メートル台も「まだ完璧じゃない」飽くなき向上心で日本記録更新視野
-
【黒鷲旗バレー】女子はPFUが悲願の初優勝 本拠地・石川の地震で優勝賞金一部は被災地支援に
-
桃子 初メジャーVへ400戦目の引き出し「あがいても難しい状況変わらない。腹くくり」4打差3位浮上
-
吉田 スコア4つ落とすも単独首位死守 「76は打ち過ぎですが、スコア以上に納得」
-
佐久間 ベストスコア69に笑顔 「9番のチップインは自分でもおおぉ~って感じでした」
-
馬場 憧れコルダ風スタイルでプレー 父の“助言”で「ちょっと恥ずかしい」
-
二所ノ関部屋が子供招待 地元阿見町で稽古見学会実施 「少しでも相撲に興味を持ってもらえれば」
-
波乱…伊藤美誠が2回戦で敗退 体調不良響くも前向き「30~40%でここまで出来た」
-
宇野昌磨、来季は「新」 表現力アップ目指し来季は「心持ちを変える」
-
横浜BC・河村 アシスト王“当確”に「チームメートに感謝」 21点10アシストで存在感
-
日本1次L敗退…渋野&笹生組で初ポイント獲得も 通算1分け3敗で3位以下確定