【陸上】100m障害・寺田明日香が自己新&大会新の12秒86「まだいける感覚がある」休養経て進化

2023年05月07日 15:20

陸上

【陸上】100m障害・寺田明日香が自己新&大会新の12秒86「まだいける感覚がある」休養経て進化
<第10回木南道孝記念陸上競技大会2023>女子100メートル障害、優勝する寺田明日香(中央)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【陸上・木南道孝記念第最終日 ( 2023年5月7日    大阪・ヤンマースタジアム長居) )】 女子100メートル障害決勝は、元日本記録保持者の寺田明日香(33=ジャパンクリエイト)が日本歴代2位タイの12秒86で制した。雨天ながら自身が出した大会記録&自己記録を0秒01更新。「前の87を出したよりも余裕感があるのでまだいける感覚がある」と話した。
 21年東京五輪に出場し、昨年5月のセイコーゴールデングランプリ以降は大会に出場せずに休養という形を取った。「休んだのは良かった。強化するところをフォーカスした。スプリントを重点的にやった」と言い「五輪が終わって疲れたな、というのはどうしてもあった。そこで休んで、走りたい気持ちが湧いてきたのは大きい」と語った。

 休養を経て進化を遂げており、日本勢初の12秒6台も視界に入る。「前半からのリズムを中盤でつなげて、後半まで刻めば勝手に出る。スピードの安定が大きい。今年中に6台。65とかで走って7台で安定すれば」と見通しを口にした。

 「楽しみながら陸上できている」と語る寺田は、来夏のパリ五輪にも意欲を見せる。「五輪の借りは、じゃないけど、観客が入っている五輪を経験していない。そこを経験したい。みんなにも見てほしい」と話した。

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