大迫傑 無言のリタイア 7年ぶり5000メートル出場も残り3周…
2023年06月02日 04:40
陸上
5000メートルの日本選手権出場は、優勝した16年大会以来、7年ぶりだった。東京五輪後に一度は引退したが、現役復帰して臨んだ今年3月の東京マラソンでは日本人3番目の9位に入り、24年パリ五輪選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得。それでも「(MGCに)出場するか確定していない。一回休んで、どういう目標でやっていくか、コーチも含めて判断して向かいたい」と公の場では出場を保留した状態が続いている。
今大会の出場意図も、途中棄権の理由も語らないまま舞台を去った。何かのトラブルなのか、MGCへ向けたスピードトレーニングの一環だったのか。日本マラソン界の第一人者の今後の動向に注目が集まりそうだ。
○…18年に3000メートル障害を制した塩尻が、5000メートルで初優勝を飾った。先頭集団でレースを進め、残り1000メートルあたりで一気にスパート。最後は3連覇を狙う遠藤の猛追を振り切った。今季は好調を維持できており、「ここ数年は日本選手権で結果が出ていなかった。(この優勝が)世界陸上や五輪につながると思う」と声を弾ませた。
○…立大駅伝監督の37歳、上野は一時トップに立つ積極的な走りを見せたが、3000メートルすぎに急失速。14分0秒20で25位に沈んだ。エスビー食品時代の09年にこの種目を制した男は、指導者としての大舞台後に「いま立大のチームに足りないものは積極性。無難に走ることはできるようになってきたけど、無難では上と戦えない」と話し、学生たちにメッセージを込めた走りだったことを明かした。
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