田中希実 全体トップタイムで決勝へ「世界で通用する走りがしたい」

2023年06月02日 04:40

陸上

田中希実 全体トップタイムで決勝へ「世界で通用する走りがしたい」
田中希実 Photo By スポニチ
 【陸上・日本選手権第1日 ( 2023年6月1日    大阪・ヤンマースタジアム長居 )】 8月の世界選手権(ブダペスト)代表選考会を兼ねた大会が開幕した。男子5000メートル決勝には21年東京五輪マラソン6位の大迫傑(32=ナイキ)が7年ぶりに出場したが、4000メートル手前で途中棄権した。16年リオデジャネイロ五輪3000メートル障害代表の塩尻和也(26=富士通)が13分19秒85で初優勝。女子1500メートル予選で日本記録保持者の田中希実(23=ニューバランス)が1組1位、全体トップタイムできょう2日の決勝に進んだ。
 女子1500メートルは田中希実が予選1組で1位となり、全体トップの4分15秒19で決勝に進んだ。序盤から先頭に立ち、ラスト1周でスパート。余力を残してゴールし「コンディションは悪くない。世界を意識したレースがしたいし世界で通用する走りがしたい」と語った。今大会は5000メートルを含め2種目にエントリーしている。


 ○…男子やり投げのディーン元気は80メートルを3度越える安定した投てきを披露した。競技中に雨が降り始める予報だったため「1投目で80メートルを投げる」とのプラン通り、80メートル27をマーク。試合を優位に進め、5投目に82メートル65と記録を伸ばした。「37・8度の熱がある状態だった」と明かす中での2連覇。復活した昨季からの好調を維持している。「ベースを80メートルから85メートルに上げたい。可能性は感じている」と早大時代の12年にマークした自己記録84メートル28の更新に期待を持たせた。
 

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