新十両・石崎改め朝紅龍が充実の申し合い23番 汗と砂にまみれた白まわし「稽古してる証拠ですね」

2023年09月05日 19:31

相撲

新十両・石崎改め朝紅龍が充実の申し合い23番 汗と砂にまみれた白まわし「稽古してる証拠ですね」
ぶつかり稽古で霧島(右)の胸を借りる朝紅龍(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲秋場所(10日初日、東京・両国国技館)で新十両昇進を果たした石崎改め朝紅龍(24=高砂部屋)が5日、東京都墨田区の時津風部屋に出向いて23番の申し合い稽古を行った。
 まず幕下の申し合いに参加し、出稽古に訪れた雷鵬(26=宮城野部屋)や明徳義塾高の後輩にあたる北勝丸(23=八角部屋)らと16番取り続けて元気な相撲を見せた。

 続けて関取衆の申し合いにも参加。関脇・大栄翔(29=追手風部屋)や幕内・正代(31=時津風部屋)ら幕内上位の実力者にも挑んでいった。「稽古なので勝ち負け気にせず前に出る相撲取れたんじゃないかと思います」と好感触。最後はあんまとぶつかり稽古で霧島の胸を借りた。「(体の)芯の力が違う。体的にはそんなに大きくはないけどめちゃくちゃ重い」。霧島は145キロで幕内平均体重より20キロ近く軽いはずだが、想像以上の腰の重さがあったようだ。

 朝紅龍は番付発表翌日の8月29日から、関取の証である白まわしを着用している。9月2日の稽古総見で関取最多の番数(19番)をこなすなど連日の猛稽古で汗と砂にまみれ、新調したきれいな白まわしが1週間でかなり汚れてきた。「稽古してる証拠ですね」と笑顔。念願だった十両の土俵で、稽古の成果を発揮する。

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