【バスケW杯】セルビア選手に襲った悲劇…試合中の負傷で腎臓摘出 相手選手は謝罪「残念に思ってる」

2023年09月05日 21:19

バスケット

【バスケW杯】セルビア選手に襲った悲劇…試合中の負傷で腎臓摘出 相手選手は謝罪「残念に思ってる」
チームの中心であるボグダノビッチと並ぶシマニッチ(左/ロイター)
 バスケットボール男子W杯に出場していたセルビア代表のボリサ・シマニッチ(25=ツルベナ・ズベズダ)が試合中の肘打ちによって腎臓を摘出したことを米ESPNが報じた。
 シマニッチは8月30日の南スーダン戦で、相手のヌニ・オモットの肘打ちを受けてすぐにうずくまった。そのまま病院に搬送されて緊急手術を受けた。週末には合併症も発覚して、セルビアの何選手かが献血したという。3日に2度目の手術を受けて腎臓を摘出したという。

 オモットは南スーダンバスケットボール連盟を通じて謝罪の声明を発表した。負傷したプレーについては「意図的ではなく、不運だった」として、「シマニッチの負傷の知らせを聞いて非常に悲しんでいる」と述べた。「スポーツマンとして、私は彼の状況の深刻さを直接理解しており、このようなことが起こったことを非常に残念に思っています。選手がそのような経験をする必要はありません。私はシマニッチの回復とコートへの迅速な復帰を祈っています」。

 10代の頃からセルビア代表チームでプレーしてきたシマニッチ。彼は22年にユタ・ジャズのサマーリーグチームでプレーし、セルビアとスペインでプロとしてプレーした。今夏は代表チームの控えとして出場して、1試合平均6分の出場していた。

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