一山本が痛恨2敗目 単独トップから陥落 2敗に4人 3敗に6人で優勝争いは混戦模様

2023年11月21日 17:54

相撲

一山本が痛恨2敗目 単独トップから陥落 2敗に4人 3敗に6人で優勝争いは混戦模様
<大相撲九州場所10日目>一山本(右)を寄り切りで破る平戸海(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所10日目 ( 2023年11月21日    福岡国際センター )】 前日まで1敗で単独トップだった平幕・一山本が平戸海と対戦し、寄り切りで敗れ2敗に後退した。立ち合いから前に出てくる平戸海に押され、いいところなく土俵を割った。前日は幕内勝ち越し一番乗りを決めていたが、無念の一番となった。
 結びの一番では貴景勝と2敗の阿炎が対戦。前日、連敗を止めて3敗の貴景勝は落ち着いた取り口、はたき込みで難敵を下した。阿炎は3敗と痛い黒星となった。

 2敗の大関・霧島は錦木との一番。霧島が前に出た錦木をうまくかわし、あっさりと送り出しで勝った。

 関脇・琴ノ若は豪ノ山と初顔合わせ。埼玉栄高校の1学年先輩・後輩対決は、“先輩”の琴ノ若が上手投げで2敗をキープ。勝ち越しを決めた

 平幕の熱海富士は湘南乃海と初顔合わせ。押し出しで2敗を死守。勝ち越しを決めた。

 前日まで2敗だった美ノ海は御嶽海と対戦。勢いよく前に出た御嶽海の圧に押されて3敗目。V戦線から後退した。
 
 3大関陣安泰の10日目を終え、2敗に一山本、熱海富士、琴ノ若、霧島の4人が並ぶ展開。1差で豊昇龍、貴景勝、翠富士、美ノ海、平戸海、竜電が追う展開となった。

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