馬場は3アンダー13位発進「ショットが付いてチャンスが多かった」米女子ゴルフ最終予選会

2023年12月01日 12:02

ゴルフ

【米女子ゴルフツアー　最終予選会第1日（ 2023年11月30日アラバマ州　マグノリアグローブGCクロッシングC＝6664ヤード、パー72、フォールズC＝6643ヤード、パー71 ）】米女子ツアーの来季出場資格を争う最終予選会が2コースで開幕した。日本勢は3選手が出場し、馬場咲希（18＝代々木高3年）はクロッシングCを3バーディー、ボギーなしの69で回り、3アンダーの13位で初日を終えた。

　前半は4番と6番のパー5で確実にスコアを伸ばした。17番パー3では1メートル弱に付けて3つ目のバーディーを奪った。

　首位と3打差の好位置に付けた馬場はWOWOWのインタビューで「今日はショットがまあまあ付いて、思ったよりもバーディーチャンスも多かった」と淡々と振り返った。

　10番で3メートルのバーディーパットがカップの縁で止まるなど、チャンスにパットがショートする場面が目立った。それでも「後半は決め切れず悔しい感じのパットが多かった。気持ち的に（ストレスが）たまったけど物を食べたり、空を見たりして全部放出してやったのが良かった」と最後まで気持ちを切らさなかった。

　昨年の全米女子アマで優勝。日本人として37年ぶりの快挙を成し遂げた逸材は、今年、日本のプロテストに合格したが「小さい頃からの夢だった」という米ツアー挑戦を優先して渡米した。

　2日目に向けては「明日は天気が悪いと思うので、自分のゴルフをしっかりできるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

　最終予選会には104人が参加し、6日間108ホールで争われる。4日間終了時点で予選カットが行われ、65タイまでが残り2日間に進む。45位までが来季のツアーメンバーとなり、上位20人には優先的な出場資格が付与される。