柔道・斉藤立が突然の替え歌披露「月曜日はリネール来ない~♪」GS東京大会へ最終調整

2023年12月01日 20:30

柔道

柔道・斉藤立が突然の替え歌披露「月曜日はリネール来ない~♪」GS東京大会へ最終調整
<柔道GS前日公開練習>囲み取材を受ける斉藤(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 柔道のグランドスラム(GS)東京大会はあす2日、東京体育館で2日間の戦いの火ぶたが切って落とされる。男子100キロ超級で来年のパリ五輪代表に内定している斉藤立(21=国士舘大)ら日本の出場選手は1日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで最終調整。代表内定後、初の実戦となる斉藤は「自分の力をしっかり出し切ることが大事。今年最後の試合なので、しっかり勝ってという気持ち」と抱負を語った。
 男子日本代表の鈴木桂治監督によれば、以前痛めた脚のケガが数日前に再発したという。11月初旬にはインフルエンザウイルスに感染したことも自ら告白。決して調整は順調ではないものの、「気負い過ぎず、思いっきりやっていく。何を言われても自分が五輪の代表なので、そういう姿を見せられたらと思う」と言い訳をせずに畳に上がる。

 先月には五輪本番で最大のライバルとなる現世界王者で五輪2大会連続金メダルのテディ・リネール(フランス)が来日。約2週間の滞在中、国士舘大にもはじめの1週間は出稽古に訪れていたが、手合わせしなかった。リネールは斉藤の“逃げ”を指摘していたが、「初日は自分がインフル明けでやらなかった。次の日にやろうと思ったら、リネール選手が来なくって。水曜日は自分が出稽古に行って…すれ違いがあった」と説明。続けて突然、ロシア民謡「1週間」の曲に乗せて「月曜日はリネール来ない~♪」と替え歌を披露し、爆笑を誘った。

 来年2月にはパリの地へ乗り込み、GSパリ大会に出場する意向も表明。五輪本番を控え、大アウェーの中で“絶対王者”と手合わせしたい意向で、「(対戦したい気持ちは)めちゃくちゃある。絶対出ておきたい」と挑戦状を叩き付けた。

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