照ノ富士 3場所ぶり復帰へ「出ることになっている」伊勢ケ浜親方が明言 稽古総見で手応え

2024年01月11日 14:53

相撲

照ノ富士 3場所ぶり復帰へ「出ることになっている」伊勢ケ浜親方が明言 稽古総見で手応え
5日、明治神宮奉納土俵入りを行った照ノ富士 Photo By スポニチ
 大相撲の横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が初場所(14日初日、東京・両国国技館)に初日から出場することが11日、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)によって明かされた。
 出場可否判断のリミットとなる取組編成会議を前日に控え、師匠は「出ることになっています」と明言した。

 照ノ富士は腰痛で名古屋場所を途中休場し、秋場所と九州場所も全休。進退をかけて臨む初場所へ向け、ここまで順調に調整を進めてきた。年明けには伊勢ケ浜一門の連合稽古で関取衆との申し合いに参加。出場について「そうじゃなかったら稽古できていない。場所までどう持っていけるかが勝負」と前向きな姿勢を見せていた。9日の横綱審議委員会稽古総見では霧島と貴景勝の2大関と関脇・大栄翔を相手に12番。内容の濃い稽古を積んだことで、本場所出場への手応えを得ていたという。

 師匠は「本人が“調子良い”と言っている」と弟子の思いを代弁。「ただ番数とか稽古量が足りていないからどうかな?とは思うけど」と不安要素についても言及した。課題はスタミナ面。「長い相撲でどこまで取れるか。今まで培ってきた体力もあるから、やってみないと分からない状態」と話した。

 大関・霧島(27=陸奥部屋)が綱獲りに挑む今場所、3場所ぶりに出場する一人横綱の完全復活に期待がかかる。

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