【サーフィン】都筑有夢路が2大会連続五輪へ前進 日本勢唯一の勝ち残り WG第6日

2024年03月01日 01:02

サーフィン

【サーフィン】都筑有夢路が2大会連続五輪へ前進 日本勢唯一の勝ち残り WG第6日
都筑有夢路 Photo By スポニチ
 【サーフィンワールドゲームズ第6日 ( 2024年3月1日    米自治領プエルトリコ・アレシボ )】 今夏のパリ五輪世界最終予選を兼ねた大会は女子の敗者復活5回戦が行われ、2組で21年東京五輪銅メダルの都筑有夢路(木下グループ)が計8・70点の2位で同6回戦進出を決めた。今大会に男女各3選手が出場した日本勢だが、都筑以外の5人は敗退が決定。2大会連続の五輪へ望みをつないだ。
 この日は今大会初のダブルヘッダーとなった都筑は、まず敗者復活4回戦では2組1位で通過。その後、女子で東京五輪代表の前田マヒナが敗退して2大会連続五輪の可能性が潰えると、男子の敗者復活4回戦ではパリ五輪代表に内定している稲葉玲王、日本人の母を持ち、オーストラリアから登録変更したオレアリー・コナーも敗退が決定。女子の敗者復活5回戦1組では松田詩野(TOKIOインカラミ)も3位で敗退が決まった。

 日本勢にとって“最後の砦”となった都筑は、波のコンディションが悪く、ロースコアの争いになる中で、4点台後半と3点台後半のライディングで8・70点で2番手に付けると、その後はパドリングバトルでライバルをけん制。3番手の選手とはわずか0・20点差ながら2位を死守し、ラウンドアップを決めた。

 女子は今大会の上位8人にパリ五輪の出場権が与えられる。実際には優先度の高い選考基準ですでに出場権を獲得している選手や、各国2人の出場枠によって順位が繰り下がるため、都筑は残り2ヒート程度の勝ち上がりで、2大会連続五輪が決まるものとみられる。

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