日大・白川大陽が兄の大喜翔と同じ追手風部屋入門 春場所新弟子検査受検者は過去最少の27人

2024年02月29日 19:58

相撲

日大・白川大陽が兄の大喜翔と同じ追手風部屋入門 春場所新弟子検査受検者は過去最少の27人
追手風部屋で稽古した、春場所新弟子検査受検予定の白川大陽(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は29日、春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査に27人が受検すると発表した。検査は3月2日に大阪市内で行われる。
 幕下・大喜翔(23=追手風部屋)の弟の白川大陽(22)が、兄と同じ追手風部屋から受検する。白川大陽は日大相撲部で3年時からレギュラー入りし、東日本学生リーグ戦では7戦全勝(敢闘賞)で団体優勝に貢献するなど活躍した。個人戦では全国学生体重別大会135キロ以上級3位などの実績を持つ。

 既に追手風部屋に入門しており、この日、堺市北区の追手風部屋で行われた稽古にも参加。日大の2年先輩にあたる薩摩翔(24)ら序二段力士5人を相手に17番連続で取って一方的な内容で全勝するなど強さを見せた。

 追手風部屋からはもう一人、梶野煌(きら、15)も受検する。こちらも兄弟力士で、序二段・大雄翔(21)、三段目・大飛翔(20)の弟にあたる。新弟子検査に合格すれば、荒汐部屋の大波3兄弟(幕下・若隆元、関脇・若元春、十両・若隆景)、出羽海部屋の清田3兄弟(三段目・清田、清の花、序二段・清の山)に続く「現役3兄弟力士」の誕生となる。

 卒業の時期と重なる3月の春場所は「就職場所」とも呼ばれ、年6場所のうち最も受検者が多い。しかし今年は昨年の34人をさらに下回る27人で、義務教育修了が受検資格に定着した1973年以降で最も少ない受検者数となった。


 ◇白川 大陽(しらかわ・たいよう)2002年(平14)2月21日生まれ、香川県高松市出身の22歳。高松市立勝賀中3年時に県大会優勝。高松南高2年時に全国高校選抜大会8強。日大3年時に全国学生体重別135キロ以上級3位、東日本学生リーグ戦優勝(四陣で出場し全勝で敢闘賞)。1メートル88、175キロ(23年11月時点)。1歳上の兄・大貴は追手風部屋の幕下・大喜翔。2歳下の弟・大翔は日大相撲部2年。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年02月29日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム