貴景勝 大関残留ピンチ…カド番の春場所前に連合稽古欠席 古傷の首痛考慮

2024年03月05日 04:22

相撲

貴景勝 大関残留ピンチ…カド番の春場所前に連合稽古欠席 古傷の首痛考慮
師匠の常盤山親方が春場所出場を明言した貴景勝 Photo By スポニチ
 大相撲の大関・貴景勝(27=常盤山部屋、写真)が4日、大阪市東住吉区の芝田山部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古を欠席した。
 古傷の首の状態を考慮してのもので、師匠の常盤山親方(元小結・隆三杉)は「日に日に良くなっているが大事を取って休ませた。中途半端な相撲を取ったら、失礼ですから」と説明した。5日の佐渡ケ嶽部屋での連合稽古も休む。

 貴景勝は1月の初場所2日目の熱海富士戦で首を痛めて4日目から休場。場所後は2月4日の栃ノ心引退相撲から復帰し、通算8度目のカド番となる春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向け調整を開始した。報道陣には非公開で調整を続けているが、師匠は3日までの4日間は幕内・隆の勝と相撲を取ったという。

 とはいえ大事な一門の連合稽古に参加できない状況は万全とは言い難く、大関残留のピンチ。師匠は「初日に合わせていい方向で来ると思います。間に合うでしょう」と愛弟子の奮起に期待した。

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