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霧島&琴ノ若 大関同士で連日バチバチ!15番連続三番稽古で霧島が“先輩の貫禄”12勝3敗

2024年03月06日 04:44

相撲

霧島&琴ノ若 大関同士で連日バチバチ!15番連続三番稽古で霧島が“先輩の貫禄”12勝3敗
琴ノ若(左)と三番稽古をする霧島 Photo By スポニチ
 大相撲春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が5日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋で行われ、時津風一門から連日参加の大関・霧島(27=陸奥部屋)と新大関・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)が15番連続の三番稽古を行った。
 内訳は霧島の8連勝スタートから12勝3敗。先輩大関が8勝3敗だった前日に続いて圧倒し、貫禄を示した。出し投げから頭をつけて寄り切る内容が多く、胸が合っても土俵際で体を入れ替えるなど、動きの良さが光った。

 2場所ぶり3度目の優勝へ好調をアピールし「他の(大関)3人に負けたくない。他の3人も思っていると思う。誰が先に上へ行くか、負けられない」。小結・錦木や幕内・隆の勝らも相手に計24番で「やっと調子が戻ってきた。自分から攻められた」と納得顔だった。

 一方、06年夏場所の白鵬以来となる新大関優勝を狙う琴ノ若は2日連続で大きく負け越したが、落ち込むそぶりはなかった。錦木らには力の違いを見せて計22番取った。

 初場所14日目には霧島を寄り切って12勝目を挙げ、大関昇進へ前進した。本場所での対戦成績はこれでようやく3勝8敗。攻略の糸口が見つかったのか?との問いには「内緒です」と笑顔で思惑を覆い隠した。

 そして「稽古場ですから。中途半端に勝つくらいなら出し切った方がいい。土俵際で攻め切れないこともあったが、場所までに修正できれば」と淡々と言った。虚々実々のやりとりが、本番への興味をかき立てた。

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