金谷拓実 大会新!通算23アンダーの圧倒V 「必ず自分が勝つと思ってプレー」最終Rで7バーディー
2024年04月01日 04:44
ゴルフ
「最後までやれば必ず自分が勝つと思ってプレーしていた。その通りになって本当に良かった」
勝負の最終Rはピンを狙うショットがさえ渡った。1、2番はいずれも5メートル以内につけて連続バーディー発進。その後も正確なショットでチャンスを量産して後続を寄せ付けなかった。
海の向こうにいるライバルの存在も大きな刺激となった。2歳年下で、ジュニア時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきた中島啓太だ。今大会中も「JKG」と短いメッセージを送ると、「JKG」と返事があった。Just Keep Going(前進あるのみ)を略した“JKG”はナショナルチーム時代の合言葉。2人はそれぞれの舞台で、その言葉を体現した。
目標の一つにパリ五輪出場を掲げる。今後はアジアなど海外の試合を主戦場にし、日本勢5番手の世界ランクを上げ、各国原則2枠のパリ五輪代表圏内滑り込みを狙う。「目の前の試合を勝ち続けていけば状況は変わる。チャンスはある」。苦しい状況でも諦めない。金谷はどんな時も前を向いて進み続ける。
▽パリ五輪への道 世界ランクに基づいた五輪ランクで男女とも上位60人が資格を獲得する。男子は6月17日付、女子は6月24日付で15位以内なら各国最大4人、16位以降は最大2人まで。21年東京五輪は男子は松山英樹と星野陸也、女子は銀メダルを獲得した稲見萌寧と畑岡奈紗が出場。
≪生源寺が手応え2位≫生源寺が自己ベストの2位に入った。この日は計24ホールをプレーし、10バーディーを奪う猛チャージ。「開幕戦からいいゴルフができていいフィニッシュができた」とうなずいた。山口県出身で女子の渋野日向子とは岡山・作陽高の同級生。今季はアジアンツアーの出場権を獲得、昨季下部ツアーで2勝し、賞金王になった25歳は「国内で優勝するのもそうだけど、アジアとか海外ツアーで優勝したい」と力を込めた。
≪今日から早大3年生・麟太朗 初日首位も…4位健闘≫アマチュアの中野は通算18アンダーで4位と健闘した。初日は大会コース記録タイの61で単独首位発進。この日もボギーなしの67で回るなど上位争いに加わり「このオフに頑張ってきたことが着実に表れているのが知れて良かった」と充実感を漂わせた。きょう1日からは早大3年として新しい一年を迎える。昨年、日本アマを制した大器は「またこういうツアーに出られる時は成長した自分を見せられるように頑張りたい」と話した。
▼41位・石川遼 ずっとショットの内容は良かった。一年通してもこれだけショットがいいというのはそんなにないかなというぐらい凄い良かった。全体的にゴルフはいいと思う。(最終ラウンドで4日間ベストの67)
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