スケボー東京五輪銅・中山 “富山愛”で五輪切符必ず 早大入学式に出席 競技普及にも意欲

2024年04月01日 21:10

スケートボード

スケボー東京五輪銅・中山 “富山愛”で五輪切符必ず 早大入学式に出席 競技普及にも意欲
早大の入学式に出席した中山(撮影・中村 和也) Photo By スポニチ
 スケートボード女子ストリートで東京五輪銅メダルの中山楓奈(ムラサキスポーツ)が1日、都内で早大の入学式に出席した。スポーツ科学を学ぶ予定で「スケートボードはノリでやっている人が多い。こうやったら(技が)できるということが分かれば、これから始める子たちが上達しやすいと思う」と競技普及にも貢献したい意向を語った。
 大学生活での楽しみについては「いろいろな競技の人と関わることができるので、たくさん友達を作って刺激を受けたい」と目を輝かせながら話した。出身の富山県から都内に移り、現在は1人暮らし。「すごく寂しい。富山に戻りたい」と吐露も「練習環境が良いし、どのパークに行ってもプロの選手が滑っている」と“新天地”での技術向上を目指している。

 食生活にも気を配る。「何を食べたらいいのか分からないので、森永の栄養士さんに相談しながら食べている」と語り、メニューを教えてもらいながら生活しているという。心強いのは、祖父が作った米。「たくさん家に置いている。(自分で)炊いて食べている。(富山県の米が)一番おいしい」と“富山愛”を口にした。

 5、6月に控えるパリ五輪予選は残り2戦。世界ランキングは日本勢4番手の6位で各国・地域最大3枠の五輪出場に向けて巻き返しを図る。「ケガなくやりたい技を出し切り、表彰台に上りたい」と意気込んだ。

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