【浦安巡業】新三役確実な大の里「横綱の胸を借りられてありがたい」ぶつかり稽古で照ノ富士に感謝

2024年04月18日 15:04

相撲

【浦安巡業】新三役確実な大の里「横綱の胸を借りられてありがたい」ぶつかり稽古で照ノ富士に感謝
<春巡業浦安場所>ぶつかり稽古で照ノ富士(左)の胸を借りる大の里(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲春巡業が18日、千葉県浦安市のバルドラール浦安アリーナで行われ、幕内・大の里(23=二所ノ関部屋)がぶつかり稽古で横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)の胸を借りた。
 この春巡業で初めて土俵に上がった横綱から指名を受けた大の里。何度も転がされて砂まみれになりながら約4分間、全力を振り絞って押し切った。最後の一本は思った以上に勢いがあったのか、思わず横綱の笑みがこぼれる場面もあった。

 本場所では今年の初場所で対戦しているが、稽古場で胸を借りるのは初めて。ぶつかりを終えてから土俵下で四股の踏み方や足の指の使い方など細かいアドバイスも受けた。期待の表れでもある指名に「横綱の胸を借りられてありがたいですね」と感謝した。

 稽古をつけた照ノ富士は「良い体している。立ち合いの後の出足も良いものを持っている。結果を残しているということは実力があるということ」と期待の若手を高く評価。その一方で「足りないものもいっぱいあると思う。細かいことを言ったらキリがないくらい」と課題も指摘した。

 春場所で千秋楽まで優勝を争って11勝を挙げた大の里は、夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)での新三役昇進が確実な状況。初参加の巡業も後半戦に入り「疲れもあるけどだいたいの流れは分かってきた。夏場所に向けてケガなく頑張っていければ」と意気込みを述べた。

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