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暑いとなぜイライラする?猛暑日のメンタル不調を引き起こす「4つの要因」とは

2024年08月01日 09:00

暑いとなぜイライラする?猛暑日のメンタル不調を引き起こす「4つの要因」とは
今年の夏も猛暑が続いており、梅雨明け後の大雨も頻発しています。これにより、不安やストレス、暑さで眠れない日々を過ごし、心…

今年の夏も猛暑が続いており、梅雨明け後の大雨も頻発しています。これにより、不安やストレス、暑さで眠れない日々を過ごし、心身に負担を感じる方が増えています。

季節の気候変動は心のバランスを崩しやすく、疲労感や無気力感などの症状を引き起こすことがあります。

夏の訪れによる気候の変化で心に疲労が溜まると、身体にも影響が及びます。その逆も然りで、身体の疲労が溜まることで、ストレスを感じやすくなることも。

こうした夏のメンタル不調について、オンラインメンタルヘルスケアサービス『Kimochi(キモチ)』を運営する株式会社rementalが、原因と対処法を解説しています。

夏はなぜ心の不調が起きやすいのか?

猛暑や大雨などによる気圧の変動は、心身に影響を及ぼします。最近では「気象病」という言葉も出てきており、気温や気圧で精神面にも影響が出る人も少なくありません。

夏のメンタル不調について、よくある要因を探っていきます。

猛暑によるストレス

猛暑は身体的なストレスを引き起こしやすいのは、皆さん身をもって体験しているでしょう。

高温下での活動は体温調節機能を乱し、熱中症のリスクを高めます。また、体力の消耗が激しくなるため、心の疲労も増加し、イライラや不安感が増える傾向があります。

連日の猛暑で夜間の睡眠が妨げられることも多く、睡眠不足が心身の回復を妨げ、日中の集中力の低下や倦怠感を引き起こします。

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天候の変化による気圧の変動

大雨や台風などの気圧変化も、心の健康に大きな影響を与えます。

気圧の急激な変化は自律神経に影響を与え、不安感やめまい、頭痛を引き起こすことがあります。また、連日の雨による日照不足は、気分の落ち込みや無気力感を増幅させる要因となります。

これらの気象変動は、特に気圧の変化に敏感な方や天候による体調不良を感じやすい方にとって、大きなストレスとなります。

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日常生活のリズムの崩れ

猛暑や大雨が続くことで、日常生活のリズムが乱れることも心の不調の原因となります。

たとえば、外出を控えがちになり運動不足に陥ることや、エアコンの過剰使用による冷えが続くと、体調を崩す原因になります。

また、外出の機会が減ることで、社会的な交流が減少し、孤独感やストレスを感じやすくなると考えられます。それにともなう睡眠や食生活の乱れも、心の不調を引き起こす一因に。

夏にやりがちな生活習慣の変化

夏は、冷たい飲み物や食べ物を摂る機会が増え、胃腸に負担をかけることがあります。胃腸の調子を崩すと、体調が整いにくくなり、心の健康にも悪影響を及ぼします。

また、暑さから逃れるために室内で過ごす時間が長くなりがちな季節です。これも運動不足や日照不足につながり、心の不調を引き起こす一因となります。

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次:当てはまるのが多いとストレス過多⁉メンタル不調セルフチェック

メンタル不調でよくある症状

では、自分がメンタル不調を抱えているか、セルフチェックしてみましょう。

□無気力感や疲労感が続く

□イライラや不安感が増す

□睡眠の質が低下する

□食欲が減退する

□集中力が低下する

□感情の起伏が激しくなる

□頭痛やめまいが頻発する

□胃腸の不調が続く

□動悸や胸の圧迫感がある

□日常生活での意欲が減退する

□仕事や学業に対する意欲が低下する

□気分が落ち込みやすくなる

□些細なことで過度に心配になる

□社会的な活動や人との交流を避けたくなる

夏のメンタル不調、どう予防・改善する?

メンタル不調を放置しておくと、うつ状態に突入してしまうことも。まだ軽いうちから対処していくことが大切です。

1. 定期的に誰かへ話す、ノートに書くなど心の整理を行う

メンタル不調を感じたら、専門家のサポートを受けることが効果的です。

友人や家族でもよさそうですが、心の状態によっては、アドバイスや反応がストレスに感じることも。そんな状況を防ぐためにも、定期的に専門家と話すことで、自分の感情や考えを整理し、ストレスの原因を明確にすることができます。

ノートに何度も書くのも心の整理によさそうです。

2.生活リズムを整える

規則正しい生活リズムを維持することは、心身の健康を保つ上で非常に重要です。とくに以下は大切です。

・十分な睡眠
・バランスの取れた食事
・適度な運動

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3. 水分補給と体温調節を意識する

体内の水分バランスを保つために、こまめに水分を摂ることが重要です。とくに外出時や運動時には、意識的に水分を補給しましょう。
キンキンに冷たい飲み物よりも、やや冷やした温度か、常温のお水、カフェインフリーのお茶が適しています。

さらに、適切な体温調節も大切です。

エアコンを我慢せず、外出時には帽子や日傘を使用して直射日光を避けるようにしましょう。帰宅後は、冷たいシャワーや冷却シートを使って体を冷やす「クールダウン」で、体温を効果的に下げることができます。

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