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【相撲インターハイ】100キロ級は近大附属の稲富央樹が優勝 雷親方の長男・垣添玄空は父の故郷で奮闘

2024年08月02日 07:55

相撲

【相撲インターハイ】100キロ級は近大附属の稲富央樹が優勝 雷親方の長男・垣添玄空は父の故郷で奮闘
100キロ級の入賞者(左から)優勝・稲富央樹、2位・永露蓮、3位・泉洸慎、清谷栄吉 Photo By スポニチ
 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)相撲競技が1日、大分・宇佐市総合運動場相撲場で開催された。大会2日目となったこの日は、団体予選2~3回戦と個人戦の無差別級優秀32選手決定トーナメント、体重別戦(80キロ級、100キロ級)が行われた。
 個人体重別戦100キロ級は、稲富央樹(大阪・近大附属2年)が頂点に立った。今年3月の全国高校選抜大会100キロ級優勝の永露蓮(福岡・希望が丘2年)と決勝で対戦。立ち合いから一気に前に出ていき、相手の左上手投げに倒れ込みながら寄り倒した。自身初の日本一に「優勝できるとは思ってなかった。うれしいです」と喜びを表した。

 福岡県久留米市出身の稲富は、中学3年時に全国都道府県中学生大会軽量級3位の実績を持つ。昨年の高校総体は80キロ級ベスト16で、階級を上げて臨んだ初めての舞台でいきなり優勝を果たした。

 大相撲の雷親方(元小結・垣添)の長男・垣添玄空(はるく、埼玉栄2年)は、2回戦で北川亜州佳(高知・明徳義塾3年)に寄り切りで敗れた。高校入学後に相撲を始めてから急成長。1回戦では、左四つからの右外掛けで長井良聖(新潟・海洋2年)を破った。応援に駆けつけた大分県宇佐市出身の雷親方は「私の思い出の地で1勝してくれてうれしかった。自分の時を思い出します」と、自身の故郷で奮闘する息子の姿に感慨深い様子だった。


 ▽100キロ未満級 準々決勝
泉洸慎(鹿児島・樟南2年) 切り返し 秦大士(茨城・東洋大牛久1年)
稲富央樹(大阪・近大附属2年) 引き落とし 工藤琉誠(岩手・平舘2年)
清谷栄吉(千葉・専大松戸3年) 送り出し 安岡風琥(静岡・飛龍2年)
永露蓮(福岡・希望が丘2年) 突き落とし 花田龍信(和歌山商業2年)

 ▽準決勝
稲富央樹 上手ひねり 泉洸慎
永露蓮 下手出し投げ 清谷栄吉

 ▽決勝
稲富央樹 寄り倒し 永露蓮

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