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【サーフィン】日本女子で唯一出場の松田詩野は3回戦敗退 パリ五輪

2024年08月02日 05:27

サーフィン

【サーフィン】日本女子で唯一出場の松田詩野は3回戦敗退 パリ五輪
女子3回戦、波に乗る松田詩野 Photo By 共同
 【パリ五輪第7日 サーフィン ( 2024年8月1日    仏領ポリネシア・タヒチ・チョープー )】 女子3回戦が行われ、5組に登場した日本の松田詩野(TOKIOインカラミ)は5・84点で、ナディア・エロスターベ(スペイン)に及ばず敗退が決まった。
 3人で争った1回戦8組では2位となり、2回戦に回った松田。負ければ終わりの2回戦ではポルトガル選手に競り勝ち、3回戦進出を決めていた。その後、悪天候のために試合は延期に。中3日で行われた3回戦は世界最難関と言われるチョープーらしい波に恵まれず、わずか2本のライディングにとどまった。

 21歳の松田はサーフィンが初めて五輪に採用された東京大会の候補に浮上し、19年のワールドゲームズ(世界選手権に相当)でアジア1位となって、条件付きながら代表に内定した。その後、コロナのため五輪は1年延期に。21年のワールドゲームズで条件を満たせばそのまま代表入りが確定するはずだったが、他の日本選手が上位に食い込んだだめ、代表落選の憂き目に遭った。

 大きな失意を味わったが再起し、昨年のワールドゲームズで再びアジア1位となり、全競技を通じて日本勢のパリ五輪代表内定1号となった。その後は世界最難関の波で知られるチョープーに通い詰め、チューブと言われる筒状に巻く波での練習を重ねてきた。1回戦では見事なチューブライディングも披露。メダルには届かなかったが、4年越しの五輪出場の目標をかなえた。

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