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新技術「8軸積層カーボンフェース」を1Wに搭載したヤマハ「INPRES DRIVESTAR」

2024年09月06日 05:00

ゴルフ

新技術「8軸積層カーボンフェース」を1Wに搭載したヤマハ「INPRES DRIVESTAR」
ヤマハの新製品発表会でクラブを手にする(左から)代表執行役社長の山浦敦氏、中村香織プロ Photo By スポニチ
 ヤマハはこのほど、横浜市内でゴルフクラブ新製品発表会を開催し、「INPRES」の新シリーズとして、「INPRES DRIVESTAR」をフルラインアップで9月20日に発売すると発表した。レディースモデル専用設計の「INPRES DRIVESTAR For Ladies」は10月5日に発売する。
 〝ぶっとび系〟クラブの先駆者として市場を開拓してきたヤマハの新モデルは、独自の新技術が盛り込まれている。中でも注目なのが、1Wに搭載されている8軸積層カーボンフェース「OCTA ANGLE CARBON FACE」だ。

 三菱ケミカルとの共同開発で、定番とされていた4軸や6軸を超えるカーボンフェースは広範囲における強度が向上し、どこに当たっても高初速を可能にしている。発表会にリモートで参加したヤマハ契約プロの藤田寛之(55=葛城GC)は「デザインを含め完成度が高い。トラックマンのデータが今までにない数値が出た。クラブのポテンシャルを感じる」と評価した。

 また、独自の打音解析により、カーボンフェース特有の打感と打音の懸念を解消。感性に訴えかける心地よい打感を追求した。レディースモデルを試打している中村香織(37=East golf school)は「とにかく打感がいい。軟らかく、くっつく感じがあるので、叩けていると感じられる。それが飛距離に反映されている」と絶賛した。

 「INPRES DRIVESTAR」のアイアンは、図心を重心・打点に近づけることで反発効率を大きくするテクノロジーの搭載と高い強度を持つ新素材「X」を採用した極薄ソールとの相乗効果で、打点の反発性能がアップしている。

 1W、アイアンとも、安心感のある大型ヘッドで〝しっかりつかまえて〟飛ばす「TYPE/D」、投影面積を抑えた形状で〝つかまり過ぎをおさえて〟飛ばす「TYPE/S」の2タイプとなっている。

 山浦敦社長は「新モデルはゴルフを愛する人々の感性に寄り添い、飛びの喜びを実現するために開発を進めてきた。プレーヤーのパフォーマンスを後押しし、輝く時間をつくり出していくことが当社の使命と考えている」と訴えた。

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