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レスリング樋口黎に吹田市長特別賞「金メダルは副賞。一番大切なのは人のつながり」

2024年09月06日 16:00

レスリング

レスリング樋口黎に吹田市長特別賞「金メダルは副賞。一番大切なのは人のつながり」
吹田市長特別賞を受賞したレスリングの樋口黎(左から3人目) Photo By スポニチ
 パリ五輪レスリング男子フリースタイル57キロ級で金メダルを獲得した樋口黎(28=ミキハウス)が6日、吹田市長特別賞を受賞した。樋口は、市民と職員含め約300人の出迎えを受け、午後1時に吹田市役所に到着。笑顔で花束や記念品を受け取った。
 樋口は大阪府吹田市出身。3歳の時、吹田市民レスリング教室で競技を始めた。16年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得。当時、市はこの功績をたたえ、吹田市長賞を贈呈した。今回の吹田市長特別賞は、市長賞を受賞したことがある者が市長賞受賞の際の功績を上回る功績を挙げた場合に贈呈される。

 応接室で樋口と歓談した吹田市の後藤圭二市長は「おめでとうございます。8年前にここに来られた時より大人になられた。オリンピックで金メダルは特別。市民の期待を背負って頑張っていただきたい」と今後のさらなる飛躍に期待した。

 樋口は「金メダルを取って感じたことは、金メダルは副賞であるということです。一番大切なのは、皆さんからの応援やサポート、人と人とのつながりです。自分一人が戦ってきたわけではありません。吹田、大阪、世界に元気と勇気を届け、さらに人間力も磨いて成長していきたい」と力を込めた。

 ◇樋口 黎(ひぐち・れい)1996年(平8)1月28日生まれ、大阪府吹田市出身の28歳。吹田市民レスリング教室で3歳から競技を始める。茨城・霞ケ浦高、日体大卒。高校時代はインターハイ2連覇、国体2連覇を達成し、15年に全日本選手権を初制覇。16年リオデジャネイロ五輪は銀メダル。21年東京五輪はアジア予選で計量失格。日体大助手を経て21年からミキハウス所属。家族は元選手の妻・優貴さんと今年2月に生まれた長女・凪(なぎ)ちゃん。身長1メートル64。

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