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パリ五輪3冠の岡慎之助 鉄棒F難度「リューキン」成功で「やり切ることができた」 全日本シニアで初V

2024年09月16日 04:00

体操

パリ五輪3冠の岡慎之助 鉄棒F難度「リューキン」成功で「やり切ることができた」 全日本シニアで初V
 鉄棒の演技を終え笑顔の岡慎之助。男子個人総合で優勝した=アリーナ立川立飛 Photo By 共同
 【体操 全日本シニア選手権 ( 2024年9月15日    東京・アリーナ立川立飛 )】 男子の個人総合はパリ五輪3冠の岡慎之助(徳洲会)が6種目合計86・331点で初優勝した。杉野正尭らとともに徳洲会の団体総合2連覇も貢献。種目別の床運動、鉄棒を合わせて4冠に輝いた。女子の個人総合は、杉原愛子(TRyAS)が4種目合計53・498点で7大会ぶり3度目の頂点。種目別の跳馬、床運動と合わせて3種目制覇を果たした。団体総合は、福井・鯖江高が昨年に続いて勝ち、平均台はパリ五輪代表の岡村真(相好ク)が制した。
 20歳の岡が鉄棒で新たに組み込んだF難度の離れ技「リューキン」を成功させた。約2000枚のチケットが完売となった会場を盛り上げ「やり切ることができた」と満足そう。14・966点を叩き出し、パリ五輪の優勝得点を上回った。Dスコア(演技価値点)の上積みを目指す取り組みで手応えをつかみ、床運動も種目別トップで締めくくった。注目を浴び「五輪より緊張した気がする」と笑った新エース。きょう16日の男子スーパースペシャリスト選手権で得意種目のタイトルを狙う。

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