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「勝ってマスターズに出ることが目標」中野麟太朗が決意 ゴルフのアジア太平洋アマ記者会見

2024年09月17日 11:41

ゴルフ

「勝ってマスターズに出ることが目標」中野麟太朗が決意 ゴルフのアジア太平洋アマ記者会見
中野麟太朗 Photo By スポニチ
 ゴルフのアジア太平洋アマチュア選手権(10月3~6日、静岡・太平洋クラブ御殿場C)の記者会見が17日にオンラインで行われ、2年連続で出場する中野麟太朗(20=早大)や、18年大会優勝者の金谷拓実(26=Yogibo)らが出席した。
 今年の大会にはアジア各国から120人が参加し、日本から最多10人が出場。72ホールのストロークプレーで争われ、優勝者には来年のマスターズ、全英オープンの出場権が付与される。

 23年日本アマ王者の中野は「今年はアジアアマに勝ってマスターズに出ることをずっと目標にしてきた。優勝を狙って全力でプレーする」と意気込みを示した。

 初出場した昨年は28位に終わり満足できる結果ではなかった。「苦い思いをたくさん経験した。自分のゴルフの何が良いところで、何がもっと成長できるのかを明確にできて、練習のモチベーションになった」。アジアでの悔しい経験を成長の糧にした。

 会場となる太平洋クラブ御殿場Cについては「何度もプレーしている。今年開催された(欧州ツアー)ISPSハンダでプレーできたのが大きかった。プロの難しいセッティングの中、試合感覚でできたのはアジアアマに向けての予行演習にもなった」と攻略へ自信をにじませた。

 09年に始まったアジア太平洋アマは今年で15回目。日本開催は10年の第2回大会以来14年ぶりとなる。埼玉・霞ケ関CCで開催された10年大会では松山英樹が優勝。翌年のマスターズではローアマを獲得し飛躍のきっかけにした。11年には松山が連覇を達成。18年に金谷、20年には中島啓太が制し、過去3人(計4度)の日本人がアジア王者になっている。

 金谷は「日本開催ということで、中野選手をはじめ日本人選手には優勝を目指して頑張ってもらいたい」と日本人選手にエールを送った。

 同じコースで開催される三井住友VISA太平洋マスターズでは19年に史上4人目のアマチュア優勝を飾った経験を持つ金谷は「終盤の4、5ホールはバーディーも出るし、特に18番はイーグルもあるし、ダブルボギーもある。スコアが動きやすいホールが続く。最終盤で力のある選手が優勝すると思う」と勝負のポイントを解説し「日本人選手には自分らしくプレーしてほしい」と後輩の背中を押した。

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