【ゴルフ】須藤弥勒、プロアプローチツアーデビュー戦で3位と健闘「今が人生で1番頑張る時」
2024年10月01日 06:39
ゴルフ
優勝は逃したものの、大健闘した弥勒は「とにかく勉強になりました。重いグリーンにスピードが合わなく、バックスピンが全てのホールでかかり過ぎたこともありますが、とにかく高橋プロのショートゲームがすごかったです。今まで色々な男子プロと練習していますが、男女プロ通して全盛期の申ジエさんと同格で今まで1番上手かったです」と勝者を褒め称えた。
観戦した母、みゆきさんは「弥勒は100ヤード以内を1ピンにつけるのですが、高橋プロは、最低でも半ピン以内。100ヤード以内パー3を9ホール中8個寄せワンバーディーにして、やはり、小柄ながら日本オープン9位になったのは、この技術力だと弥勒にとっても、もっと近くに寄せなければならないという意識改革になった繋がったと思います」と話した。
弥勒は、アプローチオンリーマッチ(9ホール、アプローチでピンから距離で争う競技)では予選2位で通過。決勝ラウンドでは、優勝した清水に敗退となった。
「将来のために、引き続き飛距離も伸ばさなくてはいけないですし、スピンコントロールも、もっと身につけないといけないし、学校の勉強も大変ですが、今が人生で1番頑張る時なので、全力で努力を続けます」と弥勒。13歳になったばかりの破天荒な天才少女の行方にこれからも注目していきたい。
▼日本アプローチ協会主催のプロアプローチツアーは今年発足。同ツアーは1ホール90メートル以内で争われる。18ホールの総距離は1200メートル以内に設定されており、クラブはパターを含めて3本まで使用可能。12月7日に高嶺の森GC(静岡)で行われる同ツアーの全日本選手権では賞金総額200万円をかけて初代チャンピオンが決まる。
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