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阪神　マジックちらついてからフラフラ

2008年07月22日 06:00

野球

阪神　マジックちらついてからフラフラ
＜阪神・巨人＞８回１死二塁、金本は右飛球に倒れ、舌を出す
　【阪神１―３巨人】得点はわずか１。阪神は６回まで巨人・木佐貫に４安打無得点に抑えられた。優勝マジック点灯も阻止された岡田監督は「悪かったんちゃうか？調子が。木佐貫も“よかった”とは言うてへんと思う。だから打てんかった」と天敵に対する“過大評価”を敗因に挙げた。
　今季は木佐貫に３戦２敗。だが各打者が頭に叩き込んだデータと、実際の球は違った。「直球は来てへんし、フォークはシュート回転ばかり」と岡田監督。５月７日の同戦（東京ドーム）でその右腕から頭部死球を受けている金本が３打数無安打に抑えられるなど、６回まで三塁すら踏めなかった。７回に代打・高橋光の適時打で１点を返したが反撃は遅すぎた。
　６月１５日の３連敗以来の連敗。独走状態が揺らぐような敗戦ではない。ただ先発・岩田が４回２死から下位打線で失点するなど内容が悪い。今季初めてマジック点灯に挑んだのは１２日の広島戦（甲子園）で、そこから４勝５敗。岡田監督も「もったいない投球が多い。ずっとゲームは動いているんやから」と岩田の投球内容を責めた。

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