×

和田 代表落ちのうっぷん張らす快投!

2009年03月06日 19:09

野球

 【ソフトバンク0-2横浜】うっぷんを晴らす快投だった。WBC日本代表から屈辱の落選を味わったソフトバンクの和田が3回を完ぺきに抑えた。オープン戦初登板で結果を出した開幕投手の最有力候補は「よかったと思う。(調子が)上がってきた実感があった」と手応えを口にした。
 切れのいい速球やスライダーを低めに集め、打者9人のうち内野ゴロを六つ打たせた。初めて実戦で試したというカットボールでは横浜・吉村のバットを折り、遊ゴロに仕留めた。零敗に表情を曇らせた秋山監督も和田については「完ぺき。テンポと制球がよかった」と称賛を惜しまなかった。

 今季は5日開幕したWBC1次ラウンドも視野に入れ、体を鍛えてきた。日の丸を背負うためにオフから調整してきた反動について問われると「早めている感じはないし、いつも通り。ちょっと実戦を早めただけ」と、この時は口をとがらせた。

 自身2度目の大役が確実視される開幕戦(4月3日)まであと4週間となった。次の目標に頭を切り替えた左腕は「残りの1カ月で、今までやってきたことを継続したい」ときっぱり言った。

 ≪松中、初出場で初安打≫WBC日本代表の最終メンバーから漏れた松中は「4番・指名打者」でオープン戦に初出場し、2打席目に初安打となる右前打を放った。一回には四球も選び「球がしっかり見えていた。今後も試合に出ながらしっかり調整したい」と落ち着いて話した。
 試合後の秋山監督が「(松中が)4番だね」と話していたことを伝え聞くと「自分もそういう気持ちでいる」と応じた。

おすすめテーマ

野球の2009年03月06日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム