“ドラ1位候補対決”3年生左腕が投げ勝つ

2010年10月14日 18:41

野球

 【東洋大2―0中大】中大・沢村と東洋大・藤岡は今年と来年のプロ野球ドラフト1位候補。優勝争いを左右するカードの1回戦で2人が投げ合い、東洋大の3年生左腕が制した。
 藤岡は直球に伸びがあり、スライダーも切れた。五回1死から初安打を許すまで一人の走者も出さず、毎回の12奪三振で2安打完封。「今季で一番いい。沢村さんと投げ合うのは楽しみで、勝ててよかった」と笑顔を見せた。優勝した今春のリーグ戦で唯一勝ち点を奪われた中大に先勝して「これで勢いがつく」と喜んだ。
 沢村は150キロを超える快速球を連発したが、要所で粘れず2失点。奪三振も藤岡の半分の6個だった。「負けたことがすべて。自分にいらいらした。ただ、まだ勝ち点を落としたわけじゃない。全力を尽くすだけ」と不機嫌な表情で雪辱を誓った。

おすすめテーマ

2010年10月14日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム