ヤクルト 林昌勇と3年総額9億円で交渉

2010年10月14日 06:00

野球

 ヤクルトが今季限りで契約が切れる林昌勇投手(34)に、3年総額9億円の好条件で残留交渉を進めていることが13日分かった。
 林昌勇はストッパーとして今季53試合に登板し、1勝2敗35セーブ、防御率1・46。来日3年間で通算96セーブと安定感抜群の成績を収めてきた。

 小川新体制で10年ぶりのリーグ優勝を目指す来季に向けて守護神の残留は最重要事項。ホワイトセル、デントナらの残留交渉を含めた外国人補強に関して球団幹部は「小川監督の強い意向でもあるし、林昌勇の契約が最優先。だから他の外国人の契約はすべて後回しになる」と現状を説明。交渉次第でメジャー、国内移籍の可能性もあるだけに今季の1億4600万円から倍増の3億円に加えて3年の複数年で最大限の誠意を示している。同投手は「来年もヤクルトでプレーすることが第1希望」としながら、複数年および年俸の大幅増を希望しているだけに、交渉の行方が注目される。

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