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岩隈　メジャー初完封スルリ　９回１死で同点弾　100試合登板飾れず

2015年08月04日 05:30

野球

岩隈　メジャー初完封スルリ　９回１死で同点弾　100試合登板飾れず
＜ツインズ・マリナーズ＞９回途中１失点と好投した岩隈（ＡＰ）
ア・リーグ マリナーズ４―１ツインズ
（8月2日 ミネアポリス）
　メジャー通算１００試合目の登板となったマリナーズ・岩隈が、あとアウト２つでメジャー初完封を逃した。２日（日本時間３日）のツインズ戦は８回まで今季最多８三振を奪い、３回に二塁打と四球による走者２人を許したのみと圧巻の投球。

　だが、１点リードの９回１死、１番ドジャーに甘く入ったカーブを左翼２階席まで運ばれ、２死後に左前打を許して無念の降板となった。チームは延長戦を制したが、節目の登板を白星で飾れなかった右腕は「完封したかった。ああいうチャンスはなかなかないし、球数も（９１球と）少なかった」と悔しがった。

　この失点が過去５戦５勝だったお得意様のツ軍相手に初めて許した自責点。米記録専門会社によると、同一チームに対してデビューから４１回２／３自責点０は１９７４年以降ではメジャー最長記録。これについては「ちょっとした記録だと思う」と納得した様子だった。

　≪４０回が最長≫過去の同一チームに対しての連続無失点は、オールスター４度の出場を誇るエンゼルスの救援右腕トロイ・パーシバルの４０回が最長。これもツインズ相手に達成した記録だった。

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