阪神「中継ぎ・能見」が救世主!2軍で2戦連続零封 5日昇格へ

2018年06月05日 05:30

野球

阪神「中継ぎ・能見」が救世主!2軍で2戦連続零封 5日昇格へ
阪神・能見 Photo By スポニチ
 阪神は5日から「関西ダービー」となるオリックス3連戦(甲子園)を迎える。交流戦2カード連続負け越しと、波に乗れない中、ブルペン陣の救世主として、中継ぎ転向が決まった能見篤史投手(39)が5日にも昇格する可能性が高くなった。頼れるベテランを加え、苦しむ猛虎が逆襲を期す。
 交流戦で苦戦が続く猛虎を、経験豊富なベテランが“救援”する。能見が5日から1軍再昇格する模様。現状、左腕の中継ぎは岩崎1人のみと苦しい台所事情を強いられており、増員が検討されていた。

 今季は開幕から先発で3試合に登板し0勝2敗、防御率7・53。5月12日に出場選手登録を抹消され、2軍で再調整する中、チーム内で中継ぎ起用するプランが持ち上がった。5月30日に鳴尾浜球場を訪問した香田投手コーチと話し合いの場を持ち、配置転換が正式決定。中継ぎとしての調整を開始していた。

 1日のウエスタン・ソフトバンク戦では8回に登板し、1イニングを3者凡退に封じると、中1日で迎えた3日の同戦も7回から2番手で登板し1回を無失点。2戦連続の零封で短いイニングへの対応や、パフォーマンスにも全く問題がないことをアピールした。

 4日、甲子園球場での指名練習を視察した香田投手コーチも、2軍からの報告が来たことを明かし「中継ぎ・能見」を待望した。

 「(2軍戦で)1日空いた中でボール、内容も良かった。岩崎も失点が続いている状態なので、もう一枚、左がいると、我々の選択肢も増える。(1軍に)早く来てほしい」

 3日には中継ぎ要員だった岡本の出場選手登録が抹消され、8人だったブルペン陣は現在、1減。登板機会がなくなり、この日抹消された藤浪に替わって、能見が、登録されることになりそうだ。

 ワンポイントはもちろん、先発の経験から複数イニングと、様々な起用が考えられる。新天地で背番号14が躍動する準備は整った。

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