広島 今季最多の先発全員19安打15得点 緒方監督「暴れまくったね」
2018年07月02日 05:30
野球
4番・鈴木の一打が起点となった。同点の3回1死一、三塁の好機。カウント1―1から、浜口が投じた145キロ内角直球を捉えると、打球は右中間を割った。チームを勢いづける勝ち越し二塁打に白い歯がのぞいた。
「低めのチェンジアップを打たされ、変な内野ゴロになるのは嫌だった。いいところに飛んでくれた。詰まったけど、最低限(の仕事)という感じです」
2死後、バティスタが申告敬遠で塁を埋めると、西川、会沢、さらには岡田、田中が4者連続で押し出し四球を選ぶから、ベンチは笑いが止まらない。一挙5点。試合の大勢は決まったが、攻撃の手はそれでも緩めない。中心的な役割を果たしたのは3番・丸だ。
先頭の4回、2番手・平田の144キロ外角シュートを捉え、左翼ポール際へ14号を運ぶと、2死からの長短5連打で10―1とした7回には、なおも二、三塁の好機で、4番手・加賀の139キロ外角直球を左翼へダメ押しの15号3ランだ。
「1本目は風に助けられた感じだけど、2本目はいいスイングができた。自分の中でしっかり準備ができているから、いいスイングができたと思います」
9回にも右前打を放ち、15点目のホームを踏んだ丸。リーグ戦再開後の9試合で7発、打率・455と打ちまくる背番号9は「経験上、点差が開いても、これでいいということはない…と全員が思っている」と、ナインの思いを代弁した。
負ければ、嫌なイメージが残りかねない敵地・横浜でのDeNA戦。打って打って打ちまくり、淀んだ空気をすべて吹き飛ばした。
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