【南神奈川】“Y校”横浜商 公立校の意地 泥だらけ逆転勝ち

2018年07月16日 05:30

野球

【南神奈川】“Y校”横浜商 公立校の意地 泥だらけ逆転勝ち
<横浜商・横浜隼人>泥だらけになった横浜商の稲妻主将 Photo By スポニチ
 【第100回全国高校野球選手権記念大会南神奈川大会2回戦   横浜商9―5横浜隼人 ( 2018年7月15日    保土ケ谷 )】 泥だらけのブルーのユニホームが激闘の証だ。2点を追う8回に一挙6点の逆転劇。愛称「Y校」で親しまれる横浜商が第2シードの横浜隼人を撃破した。小嶋一紀監督は「終盤に2点ビハインドを乗り切る練習をしてきたので選手に焦りはなかった」と納得の表情だった。
 東海大相模、横浜など私学が群雄割拠の神奈川で、公立校が甲子園に出たのは90年が最後。それが横浜商。春夏16度の甲子園出場を誇る伝統校らしく、親子2代にわたって同校で聖地を目指す人も多い。この日、8回にダメ押しの中前適時打を放った主将の稲妻は父の征省さんが90年夏の甲子園に出場。「父の話を聞いて甲子園に行きたい気持ちが強くなった」と復活は世代を超えた悲願だ。

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