【佐賀】佐賀商、苦難乗り越えてV 木村―本嶋で2失点完投

2018年07月26日 05:30

野球

 【第100回全国高校野球選手権記念佐賀大会決勝   佐賀商5―2唐津商 ( 2018年7月25日    佐賀県立 )】 苦難を乗り越えたバッテリーがマウンドで抱き合った。2失点完投を飾った佐賀商のエース右腕・木村は、昨秋に右肩を痛め、今春まで戦力外だった。捕手の本嶋は新チームになり、二塁から捕手へ転向。本嶋が「1年やっていけるか不安だった」と振り返るように、メンバー外の選手から不満が続出するなど不協和音が鳴り響いた。主将でもある木村はナイン一人一人と話し合い、チームはまとまった。
 94年には全国制覇を果たした伝統校。木村は「全員で勝ち取った優勝」、森田剛史監督は「バラバラだったチームが勝つことで一つになった」と喜んだ。

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